極海半導体は新たに、32ビットArm®Cortex®-M3コアをベースとした工業用標準型MCU APM32S103シリーズの発売を発表しました。APM32F103シリーズの反復製品として、新しい製品のシリーズは、生産ラインのリソースを増加し、サプライチェーンを改善します。
APM32F103シリーズと比較してAPM32S103シリーズでは、内部統合SRAM記憶容量を36KBに拡張し、ユーザープログラム実行時の内部データ記憶容量を増やしてデータ互換性を向上させるとともに、QSPI通信周辺機器を最大4*18MHzまで対応させています。
APM32S103新製品はAPM32 MCUの高性能、高安定性、高信頼性などの設計理念と製品生産基準を堅持しています。強化型周辺机能を持っています。工業レベルの製品性能基準の需要を満たすことができます。ユーザーは豊富な自働化制御システムの応用の中で製品開発と設計を行うことができます。例えば、自動制御、電力機器、セキュリティシステム、カーエレクトロニクスなどの応用分野です。
APM32S103はチップの標準性能を強化し、APM32F103シリーズをハードウェアのピンとソフトウェアでカバーできます。演算の主周波数は96MHzまで、動作電圧範囲は2.0V~3.6Vまで、動作温度範囲は-40℃~ +105℃までカバーできます。
チップ内蔵資源が豊かで、標準机能、高い信頼性でユーザーの応用シーンにより適応した選択をもたらすことができます。また、浮動小数点演算専用のFPU共処理ユニットを内蔵しており、AHBバスに装着することで、スキャナガンの復号アルゴリズム、PIDアルゴリズム、高速フーリエ変換など、複雑な浮動小数点演算を高速に処理でき、システムの処理能力を高速化できます。
1.高い集積性
高精度タイマー、アナログ周辺機器、通信インタフェースなどオンチップのリソースを統合し、製品の多様な制御と広範な接続機能の向上を支援し、ユーザーのより多くの開発とアプリケーションニーズに応えます。
2.豊かな内蔵リソース
2組のCANバスを内蔵して、CANとUSBをサポートして同時に独立して働きます;「デュアルCAN」モジュールの構成は通信の信頼性を保証し、通信の効率を高めるのに役立ちます。2つの12ビットADCを内蔵し、最大16の外部チャネル数と2つの内部チャネル、ダイナミックで高精度なリアルタイムサンプリングを実現します。温度センサ(Tsensor)を1つ内蔵しており、センサで発生した電圧は温度に応じて直線的に変化し、ADCで取得した電圧値を温度に換算することができます。
3.信頼できる安全特性
電源リセット、電源リセット机能を内蔵します。設定可能な電圧検出テンプレートを搭載し、リアルタイムでシステムの動作電圧を監視します。システムのリスクを効果的に低減します。96ビットのユニークな機器IDを持ち、顧客が地域製品の販売戦略をカスタマイズするのに役立ちます。
4.低ロス
スリープ、ダウンタイム、スタンバイの3つの低消費電力モードに対応しており、ユーザーは実際のアプリケーションニーズに応じて異なる消費電力モードを設定することができ、エネルギー消費量の削減と効率の向上を最大化できます。
APM32S103シリーズのMCUは、産業用メーター、ビル制御、セキュリティシステム、印刷装置、スマートライト制御、自動車メーターなどの商用・工制御用途に幅広く応用でき、QFN36、LQFP 48/64/100の4つのパッケージを提供し、ユーザーの異なるシーンの設計ニーズに応え、システム集積性を高めます。